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沖縄での海洋散骨と永代供養 真言宗 淨蓮院 

海洋散骨・永代供養schedule

海洋散骨と永代供養のご案内

海のない群馬県のお寺が、海に囲まれた沖縄で海洋散骨と永代供養を承ります。

淨蓮院は、沖縄県の本島に事務所を開設し、海洋散骨と永代供養を行っております。

時代の変化と共にお墓を持たないという選択をされる人も増えてまいりました。

・子供や孫に負担をかけたくない
・お墓を建てても守ってくれる人がいない
・身寄りのない親戚の葬儀を行ったが、遺骨をどうしたらよいか迷っている


など、理由は様々ですが、金銭的な負担が少なく、後々の管理などの手間も必要ないということにメリットを感じて、永代供養塔への納骨、樹木葬、海洋散骨を選ぶ人が近年増えております。

その中で、淨蓮院では海洋散骨永代供養を承っております。


沖縄本島 西海岸 海洋散骨と供養 お坊さんによる読経 沖縄の美しい海に散骨 海洋散骨証明書の発行 亡きペットへのお手紙を海へ プライベートボートでお参り



沖縄県本島の西海岸の海洋にて散骨し、永代供養いたします。
代行委託散骨となりますので、立ち合い同乗は出来ません。


海洋散骨永代供養の料金

海洋散骨永代供養料(お布施額) 5万円
永代供養としてのお布施のみのご負担です。
海洋散骨の費用は不要です。
(小型船を使用しているので費用がほとんどかからず、僧侶が直接散骨するので人件費も発生しません。ですので海洋散骨は無料です。ただ、ご供養されていない遺骨の海洋散骨だけをお受けすることは出来ませんので、何卒ご了承ください)
代行委託散骨となりますので、立ち合い同乗は出来ません。


海洋散骨の船に同乗したい場合にはこちらをご覧ください。



【海洋散骨永代供養の流れ】

@まずはご連絡ください。詳しくご案内させていただきます。
Aお布施を現金書留か銀行振り込みにてご送金ください。
B遺骨と埋葬許可証(改葬許可証)は郵送にて送っていただきます。郵送費用(実費の郵便料金)はご負担ください。詳しくはお申し込み後にご案内いたします。
C届いた遺骨を僧侶が読経してご供養いたします。
D遺骨を粉骨し、個別に水溶性の袋に納めます。
E海況にもよりますが、月1回程度の頻度で出港し海洋散骨いたします。(1回の出港で複数を海洋散骨いたしますが、1霊ごとに僧侶が丁寧に散骨いたします。代行委託散骨となりますので立ち合い同乗は出来ません)
F海洋散骨証明書をご郵送いたします。
G僧侶が永代供養(三十三回忌まで)いたします。

【関東圏や沖縄本島の場合】
ご希望があれば、ご自宅にて法要(僧侶が読経供養)を行い、海洋散骨永代供養のためにそのまま遺骨をお預かり(僧侶が持ち帰る)も可能です。
ご自宅での法要と遺骨引取りをご希望の場合、お布施3万円のプラス(合計8万円)となります。





★永代供養塔とは
・石塔やモニュメントとなる造形物などの中に遺骨を納める。
・墓誌(板状の石)に名前を刻む場合や過去帳などに名前を書く場合などがある。
・遺骨をひとつひとつ個別に納骨する方法と初めから1つの場所に合祀する方法がある。
・多くの場合、永代とは三十三回忌までの供養であり、その後は合祀となって土に還す。

★樹木葬とは
・森林を整備したり、霊園の中に場所を整備して、樹木の下に遺骨を撒くか埋葬する。
・石碑など、後々残るものは建てず、土に還す形となる。
・永代供養を望む場合には、寺院等にて過去帳などに名前を書いて供養する。

★海洋散骨とは
・粉骨してサラサラの状態となった遺骨を海上に撒く。
・地域によって様々な規程があったりするが、一般的にはサラサラな状態にして陸地から数km以上離れた場所に散骨する。
・永代供養を望む場合には、寺院等にて過去帳などに名前を書いて供養する。


昔の日本では、土葬が一般的であり、時間とともに自然(土)に還っていったのですが、近年は火葬後に骨壺に納めて、その骨壺の状態でお墓の中に納めております。
こうした風習になってからあまり年月が経っていないのでその状態が永久に続くと思われている人が多いのですが、通常三十三回忌などの節目で骨壺から出して土に還します。
そのために、お墓の中(カロート)の一部はコンクリートではなくて土が見える形になっていて、三十三回忌などを目安にしてここから散骨もしくは埋葬します。

「お墓の中(カロート)に骨壺がいくつ入るのだろう?」
「自分の入るスペースはあるかな?」

などの心配をされる人もいらっしゃいますが、「いっぱいになったら古い遺骨から土に還す」のでそうした心配はいりません。早めにいっぱいになってしまった場合には、三十三回忌よりも前に土に還します。


このように、どのような選択をしても結果的に自然に還るわけです。


ですので、樹木葬や海洋散骨は自然な流れであり、特殊なことやおかしなことではありません。

また、最近は手元供養としてどこにも納めずに自宅に遺骨を置いて供養される人も増えてきました。

社会情勢が大きく変わってきて、昔のように地元で生まれ育って定住して人生を終えるというケースばかりではなく、「自宅近くにお墓を建てたのに、その後の転勤で遠方に住んでこのまま生涯を過ごしそうだ」という人も多いので、手元供養は合理的であり、近くでお参り(供養)できるということはとても良いことだと思います。そして、生涯の定住地が決まってから近くにお墓を建てるのも良いと思います。

一方で、長年にわたって供養するのは大変であるとか、そもそも自分の亡きあとに供養してくれる人がいないという場合には、永代供養塔、樹木葬、海洋散骨も選択肢かと思います。

例え一時期お墓に入っても、最終的には自然に還るわけでして、それはこの世に生を受けたものとしてとても自然なことでもあるからです。




【沖縄での葬送の儀式】
現代においては、沖縄でも火葬とお墓への納骨というのが一般的ですが、昔の沖縄では「洗骨(せんこつ、沖縄の方言ではシンクチ)」というやり方で葬送しておりました。
地域によって多少のやり方の違いはあるのですが、基本的にはご遺体を埋葬せずに風葬(海風のあたる洞窟などにご遺体を納めて、風にあてて自然に還すというのが風葬)して、何年か経った後に骨だけになったご遺体(遺骨)を取り出して洗い、骨壺に納めてお墓に入れるというやり方が沖縄の「洗骨」という葬送のやり方です。
映画「洗骨」(2019年公開)などを観ると、コミカル要素を入れながらも洗骨の文化を伝えているので、分かり易く知ることが出来るかもしれません。映画公開当時は、沖縄の映画館に、普段は映画を観に来ないおじぃやおばぁが沢山観に来ていました。
現在は、火葬された後にお墓に納める形ですが、海に囲まれた沖縄は、海を大切にしているので、最近は海洋散骨を望まれる人も増えてきています。
また、沖縄の場合、葬儀後に遺骨を自宅に持ち帰らないことがほとんどです。文化的な違いなのですが沖縄以外だと葬儀と火葬後に遺骨を自宅に持ち帰り、49日忌に法要を行って納骨するのが一般的です。しかし、沖縄では人の死と日常生活のつながりについて色々な古いルールがありまして、その一つに遺骨を自宅に持ち帰らないというのがあり、今でもその文化が残っていたりします。そのため、お墓がない場合などは一時的に納骨堂に安置し、お墓を建ててから納骨したりもします。
ですので、海洋散骨永代供養を望まれる場合には、葬儀と火葬の後、僧侶がそのまま遺骨をお預かりすることも可能です。

沖縄や奄美では、生者の魂はニライカナイより来て、死者の魂はニライカナイに還ると考えられています。「ニライカナイ」とは海の遥か彼方や、または海底にあるとされている理想郷の異界のことを指します。沖縄や奄美で古来より信じられてきた海のかなたの楽土・聖地に還るという意味でも、海洋散骨は理想的であり、それゆえに海洋散骨を望まれる人が多いのかもしれません。



【真言宗の宗祖である弘法大師空海について】
空海は、室戸岬の御厨人窟で修行に励んでいた24歳のときに悟りを開いたといわれていますが、洞窟の中から見た景色は空と海だけであったため、それ以後、空海と名乗るようになったと伝えられています。





海のない群馬県にある淨蓮院ですが、縁あって沖縄県でも法務を行っておりまして、その関係で空と海の美しい沖縄で海洋散骨永代供養を行うようになりました。

海洋散骨は、お墓の建立などに比べると費用がかかりませんし、海洋散骨の事業者様なども増えてきておりますので費用負担は少なくなってきております。しかし、それなりの大きさの船で海洋に出て散骨するために、ある程度の費用負担がございます。(海洋散骨も高いなと感じる人がいるかもしれませんが、船の出港にかかる費用を考えると適正な価格になってきていると思います)
近年は、様々な事情やニーズがあり、場合によっては「ほとんど費用をかけず、それでもしっかりと供養してあげたい」というご要望もございます。

淨蓮院では、空と海の美しい沖縄の海への海洋散骨を行い永代供養を行っておりますが、小型船を使用することで海洋散骨費用はあまりかからないので、永代供養のお布施だけを頂いております。

今後も様々なニーズの中で、出来るだけ負担なく、そしてしっかりとした供養を望まれる人に対応していきたいと思っております。


ちなみに、関東にお住いの方で、永代供養塔への納骨をご希望の方がいらっしゃいましたら、埼玉県飯能市の円泉寺の永代供養塔をご検討ください。

高額ではないですし、隣にはペット供養塔もあるので、一緒に暮らしてきたペットの近くに居ることが出来ます。淨蓮院とご縁のあるお寺で、永代供養で有名なお寺でもあります。埼玉県飯能市は、ムーミン村(ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ)で有名になりましたが、長閑な良いところです。

詳しくはこちら
埼玉県飯能市 円泉寺




合掌



永代供養ではありますが、ご自宅等で法要を行いたいというご要望にも対応しております。
法要後の遺骨引取り、海洋散骨後の年回忌法要、の対応地域は以下となります。

内容 範囲
法要と遺骨引取り 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県、茨城県、群馬県、沖縄県、他
散骨後の年回忌法要 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県、茨城県、群馬県、沖縄県、他
その他 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県、茨城県、群馬県、沖縄県、他

真言宗智山派「淨蓮院」

〒374-0105
群馬県邑楽郡板倉町大曲1066

TEL 090-3084-4647